2017/06/01

6月の園だより

先日は地震避難引取訓練にご協力くださいまして、ありがとうございました。

今年は、雨はあがったものの、雨天版の引取訓練となりました。

職員会では雨天時の引取訓練についても確認はしていたのですが、

雨が予想されることが分かると、先生たちはよりよい方法はないか探ってくれました。

雨天時の引取は新しいマニュアルができてから今年で2度目。

前回からの反省はマニュアルに反映されてはいるものの、

まだ頭の中だけで考えたもの…

改善案は実際にはやってみたことはありません。

これで大丈夫だろうか?

もっと良い方法はないだろうかと、

前日、傘を差した保護者になりきってのリハーサルをしたほどでした。

それでも当日は配慮不足のことも何点かあり、保護者の方を戸惑わせることもありました。

見直しても、見直しても完全にはなりません。

それでも、気づいたこと、できることを毎年積み重ね、

先生たちが〝本当に地震が起こったら…″と真摯に考えているからこそ、

ここまで自主的な動きをしてくれるようになったと思える訓練でもありました。

そして、今回、地震訓練の放送が始まった時には、

ほとんどの子がさっとダンゴムシのポーズをとることができるようになっていました。

一人でトイレにいた子もしっかりとダンゴムシのポーズをとっていたそうです。

地震はいつ起こるかわかりません。

その時、自分で自分を守ることができる…

即座に先生の言うことがきける…

遊ぶときは思いっきり遊ぶけど、やるときはやる!…

そんなけじめを自然と身に付けた子どもたちに育ってほしいと思い、この訓練を続けています。

そう考えると、今回の雨模様の訓練も私たちにとってはよい機会になったと思います。

人は一度悪い状況を体験すると、

あの時に比べれば大したことはないと感じ、

余裕をもって行動できるようになると言います。

そんな風に今回の訓練をとらえてくださったらうれしいです。

とはいえ、

足元が悪く、ご不便をおかけして本当にすみませんでした。