ある日の遊び ~せいとく幼稚園の思い~
子どもたちの遊びを見ていると、
近くにいるお友達と、
一緒に遊んでる!
ように見えることもありますが、
3歳年少組の子どもたちの関わりは、
まだまだ一方通行の思いや、
平行線のまま…
それぞれが、
それぞれの思いで遊んでることが
多かったりします。
それでも、
少しずつ『お友達』の存在を感じたり、
お友達の影響を受けたり、
真似をしてみたり、
その積み重ねで、
お友達が気になり、
好きになって、
『今日ね、〇〇くんと友達になったの♡』
なんて可愛い言葉まで聞けちゃいます!笑
今年は、通常保育が、7月スタートとなり
例年になく集団生活の時間が少なかったのですが、
子どもたちは、
幼稚園やクラスにも大分慣れて、
安心して遊ぶ姿もたくさん見られるようになりました。
そんな子どもたちの、ある日の砂場遊び。
それぞれ遊んでいた遊びが、
一つの遊びになりました!
ある子が始めたパン屋さん♪
近くにいたお友達が、
『いらっしゃいませー♪』
呼び込みをし始めて、
またまた近くにいた数名の子たちが、
『こちらは、レストランです!』
『バイキングで、ローストビーフもあります』 と、
お店やさんができ始めます!
遊びを通して子どもたちが繋がり、
相手の思いや気持ちに気付いていく。
せいとく幼稚園の
『遊びを大切にしたい』思いは、
この日常の、
子どもたちの繰り広げる遊びの中で、
自己表現、
相手と繋がる社会性、
相手を思う優しさ、
が育つと確信しているからこそなんです。
多くの園行事は、経験や成長を促す機会にもなります。
もちろん、それも大切ですが、
『日常の遊び』こそが、
子どもたちにとって
かけがえのない成長の種だと
私たちは思っています。