2020/10/22

ある日の遊び ~せいとく幼稚園の思い~

子どもたちの遊びを見ていると、

近くにいるお友達と、

一緒に遊んでる!

ように見えることもありますが、

3歳年少組の子どもたちの関わりは、

まだまだ一方通行の思いや、

平行線のまま…

それぞれが、

それぞれの思いで遊んでることが

多かったりします。

それでも、

少しずつ『お友達』の存在を感じたり、

お友達の影響を受けたり、

真似をしてみたり、

その積み重ねで、

お友達が気になり、

好きになって、

『今日ね、〇〇くんと友達になったの♡』

なんて可愛い言葉まで聞けちゃいます!笑

 

今年は、通常保育が、7月スタートとなり

例年になく集団生活の時間が少なかったのですが、

子どもたちは、

幼稚園やクラスにも大分慣れて、

安心して遊ぶ姿もたくさん見られるようになりました。

そんな子どもたちの、ある日の砂場遊び。

それぞれ遊んでいた遊びが、

一つの遊びになりました!

 

 

 

 

 

 

 

ある子が始めたパン屋さん♪

近くにいたお友達が、

『いらっしゃいませー♪』

呼び込みをし始めて、

またまた近くにいた数名の子たちが、

『こちらは、レストランです!』

『バイキングで、ローストビーフもあります』 と、

お店やさんができ始めます!

遊びを通して子どもたちが繋がり、

相手の思いや気持ちに気付いていく。

 

せいとく幼稚園の

『遊びを大切にしたい』思いは、

この日常の、

子どもたちの繰り広げる遊びの中で、

自己表現、

相手と繋がる社会性、

相手を思う優しさ、

が育つと確信しているからこそなんです。

多くの園行事は、経験や成長を促す機会にもなります。

もちろん、それも大切ですが、

『日常の遊び』こそが、

子どもたちにとって

かけがえのない成長の種だと

私たちは思っています。