2017/12/13

干し柿の季節です

干し柿の季節がやってきました。

 

今年は豊作で300個近くの渋柿ができたので

一人、職員室前のテラスで皮むきを始めました。

 

すると子供たちが集まってきました。

「これな~に?」

「なにしてるの?」

「あま~い匂いがする~」

「食べた~い!!」

子どもたちは興味津々!!

 

ある子は柿の硬さに注目!

「これは固いね。これはぶよぶよだね~」

そのうち、捨てるものと剥くものの選別を始めました。

 

ある子は大きさに注目!

「これは大きい。これは小さいね」

「どれがむきやすいかな?」

私の代わりに考えてくれ、大きさ順に並べてくれました。

 

また、ある子は量に注目!

大きさ順に並んだ柿を数え始めました。

「1、2、3、3(?)、9(?)、10(?)

 10コある~!!」

???ちょっと、ちがうけどね。まっ、いいか(笑)

 

そして、ある子は私のそばにいて

柿を渡してくれたり、

子どもたちの質問に私の代わりに応えてくれたり、

吊るす紐を二人で引っ張りっこして結んだり…

思わず、「助手!」と名付けてしまうくらい、一所懸命お手伝いをしてくれました。

 

翌日もかわいい助手はお手伝いに来てくれました。

3日目、ちょっと小さな声で

「今日は怪我しちゃったから、お手伝いできないの。

ごめんね」

かわいい手の絆創膏を見せながら、わざわざ言いにきてくれました。

 

田舎のおばあちゃんが縁側で、

日がな一日家事をこなしながら孫と遊んでいる…

そんな風景が思い出されました。

外は木枯らしが吹いていましたが、

心はほっこり温かな気持ちになりました。

 

柿さん、柿さん

来年1月ごろ、おいしい干し柿になって、

子どもたちに笑顔を届けてくださいな

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