干し柿の季節です
干し柿の季節がやってきました。
今年は豊作で300個近くの渋柿ができたので
一人、職員室前のテラスで皮むきを始めました。
すると子供たちが集まってきました。
「これな~に?」
「なにしてるの?」
「あま~い匂いがする~」
「食べた~い!!」
子どもたちは興味津々!!
ある子は柿の硬さに注目!
「これは固いね。これはぶよぶよだね~」
そのうち、捨てるものと剥くものの選別を始めました。
ある子は大きさに注目!
「これは大きい。これは小さいね」
「どれがむきやすいかな?」
私の代わりに考えてくれ、大きさ順に並べてくれました。
また、ある子は量に注目!
大きさ順に並んだ柿を数え始めました。
「1、2、3、3(?)、9(?)、10(?)
10コある~!!」
???ちょっと、ちがうけどね。まっ、いいか(笑)
そして、ある子は私のそばにいて
柿を渡してくれたり、
子どもたちの質問に私の代わりに応えてくれたり、
吊るす紐を二人で引っ張りっこして結んだり…
思わず、「助手!」と名付けてしまうくらい、一所懸命お手伝いをしてくれました。
翌日もかわいい助手はお手伝いに来てくれました。
3日目、ちょっと小さな声で
「今日は怪我しちゃったから、お手伝いできないの。
ごめんね」
かわいい手の絆創膏を見せながら、わざわざ言いにきてくれました。
田舎のおばあちゃんが縁側で、
日がな一日家事をこなしながら孫と遊んでいる…
そんな風景が思い出されました。
外は木枯らしが吹いていましたが、
心はほっこり温かな気持ちになりました。
柿さん、柿さん
来年1月ごろ、おいしい干し柿になって、
子どもたちに笑顔を届けてくださいな