卒園生からのお便り
せいとく幼稚園では、毎年、中学生の職場体験の受け入れをしています。
今年も落合中、諏訪中、鶴牧中、別所中、松木中の中学生が職場体験に来て、元気に子供たちと関わってくれました。
中にはせいとく幼稚園の卒園生もいて、先生たちは子供たちの成長を感じ、
うれしいひと時にもなっています。
中学生からのお礼状をいただく中に、ある卒園生の手紙をみつけ、とても感動したのでご紹介します。
「拝啓
日に日に秋が深まる季節となりました。
皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。
先日は、お忙しい中、私たちの職場体験学習のために時間をいただきありがとうございました。
事業所で働く方々を見て、学んだことが沢山ありました。
中でも挨拶は大事ということです。
子ども達が部屋に入ってくるとき、先生方は「おはよう」と、大きな声で挨拶していました。
すると、元気ではなかった子も、大きな声で挨拶できていました。
自分も子どもたちの大きな声の挨拶で元気をもらいました。
だから、挨拶は大事だと思いました。
もう一つは、毎日のあたりまえは、だれかにつくってもらっているということです。
自分は体験中毎日、部屋やトイレの掃除をしました。
大変でした。
学校にいるときは、トイレはきれいであたりまえで、きたないといやでした。
でも、考え方がかわりました。
トイレがきれいなのは、あたりまえではない。
だれかがやってくれているのだなと思えるようになりました。
この体験で感謝の気持ちを持つことができました。
5日間の体験がおわったあと、何人も子どもたちに会いました。
そのとき『おにいさん』と気付いてくれて、とてもうれしかったです。
大変良い経験ができました。
この経験をこれからの学校生活にも生かしていこうと思っています。ありがとうございました。」
私たちの方こそ、
こんな素敵な経験の時を共有させていただけたことに感謝、
こんなに素敵なお兄さんになった姿をみせてくれて感謝、
そして、なにより、そんなお兄さんを頑張って育てたご両親に拍手です。
また、遊びに来てね♡